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今年のお節料理は

今年のおせち料理は、ネットで見かけてここのご飯はおいしいに違いない!!
と思った穀菜食堂なばなさんに作っていただきました。

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深い器に全部持ってみましたが、深いのってむつかしいです。
そして銀彩には酢の物は厳禁です。
酢レンコンに油断しました(;^_^A
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すべてのお料理がとても丁寧に作られていて、
新しい年の初めての食事が、とてもとても内臓が喜ぶものになりました。
食べた後、とっても快腸でした。

トラックバックとかよくわからないので、
なばなさんのブログを、そのまま張り付けさせてもらいます。
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019年のお節は、お蔭さまで好きな食材を存分に使わせて頂きました。
どのように仕上げたか、簡単にご案内してみたいと思います。
お時間よろしければ、おつき合い下さいませ。

なばなのお節は、出汁まで植物性の精進料理。
動物性食材のような強いうまみ素材を使わないため、食材の品質がとても大切になります。

主に自然栽培で育てられた、安心でしっかりした味わいの野菜たち。
主に、オーガニッククロッシングさん、それからナチュラルマルシェハレバレさんにて仕入れさせて頂きました。



メインの出汁になる利尻昆布は、尼崎杭瀬市場の小倉昆布さん。
天然の昆布を扱われています。
その他の乾物類や調味料は、関西よつ葉連絡会さん、リアンラソさんにて購入しました。



大粒の丹波黒は、オガクロさんで扱われている三田の自然栽培農家Ramoさんのもの。


食材が揃ったところで、最初にするのが乾物類を戻すことです。
28日は、自分で編んだしめ縄を飾って、その日の夜から、黒豆、どんこ椎茸など、時間のかかるものをひと晩かけてゆっくり戻し始めました。

29日の朝。
ふっくら戻った、どんこ椎茸。
美味しそうな香りがしています。



蓮根、ごぼう、人参、お芋など根菜類は綺麗に水洗い。


こちらは、大好きな小野市の伝統野菜「小野芋」ですが、肉質が柔らかくて荷崩れしやすいのです。
綺麗に炊き上げられるよう、緊張感を持って向き合いました。



有機栽培のこんにゃく芋を使って伝統製法で作られたこんにゃく。
プリプリとしてて美味しそう~
お正月らしく、手綱にしていきます。
小さい頃、母が手綱こんにゃくを作るのを見てるのがとても面白くて、ずっと見てたことを思い出しました。
楽しく温かい記憶です。



飾り用の花人参も、2種類の人参で作りました。


銀杏を割って、茹でて。


こちらの松葉銀杏も、お煮しめの飾りに。


食材それぞれの下ごしらえができたら、たっぷりの昆布出汁で別々に炊き上げていきます。

さて、こちらはひと晩戻した、丹波黒。
小さめサイズの黒豆と比べてみました。
どちらも美味しいお豆ですが、お正月らしく豪華に大粒の丹波黒を使わせて頂きました。


オーガニックのグラニュー糖と水だけで3時間ほどで炊き上げて、仕上げに自家製醤油を少しだけ。
煮汁に漬けたまま冷まして味を馴染ませました。

29日は、お煮しめ、黒豆、昆布巻き、と炊きもので終了しました。
翌30日は、その他の小さいものに取り掛かりました。

*有機のもめん豆腐をベースに使った、2色テリーヌ。
赤い色は、パプリカです。



ほか、
*梅蓮根・・・厚めにスライスした蓮根を、酢を加えた湯で茹でて、熱いまま梅酢に漬けこんだもの。
*二色なます・・・大根と金時人参、自家製ほし柿の細切りを、甘酢に漬けこんだものを柚子釜に詰めました。
*ゆり根金団・・・ゆり根は1枚ずつ鱗片を外して、変色したところを取り除いてから茹で、裏ごししたものにオーガニックシュガーを加えて練り上げました。
*りんご寒・・・特別栽培のりんごをスライスして茹で、ゆずのしぼり汁を加えて、寒天で固めました。

お一人様分を詰め合わせると、このような感じになります。


去年はお節をお休みしていたのですが、一昨年にご注文頂いたお客さまより、ありがたいことに再販のリクエストを頂きまして、再びご用意させて頂けることになりました。
一昨年と比較しましても、使わせて頂く食材の質が向上しております。
調味料も、富士酢、有機梅酢、天日塩、オーガニックシュガー、自家製の味噌と醤油など、納得のいくものを使わせて頂きまして、お蔭さまで、楽しい気持ちで、2日間お節に向き合うことができました。

ものを作る者にとって、使いたい食材を自由に使えるほど嬉しいことはありません。
このような機会を頂けることにとても感謝しながら、お正月を過ごしたいと思います。

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工程を知ると、さらにおいしさやありがたさが増します。

こんな風に手間暇をかけたものを販売してくれる人がいて

おかげさまで、がっつりと31日まで施術を楽しむことが出来ました!

ごちそうさまでした♪



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by konamon-mania | 2019-01-03 00:31 | 日常

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by takako