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家庭用オーブンレンジでもクープは開きます

3月に入りましたね。
この間、お正月だったような気がする・・・(遠い目)
歳を取るごとに、月日が早く過ぎていくというのはこの事か!?

ジャガイモを練り込んだハード系のパンを焼きました。
石焼厨房という、今は生産中止のオーブンレンジを使っています。
良い製品だったのに、中止とはもったいない。
右からと
家庭用オーブンレンジでもクープは開きます_e0167593_23361476.jpg

左からと。こっちは黒胡椒ね。
家庭用オーブンレンジでもクープは開きます_e0167593_23363534.jpg


発酵のタイミング、クープを入れる角度と深さも重要だけど
何よりも重要なのは、予熱!!

分厚い銅板を上段に、下の段には付属の天板をセット。
最高温度で予熱を30分以上かけます。
温度上がりましたよ、の合図は無視です。がんがん行ってまえ~
同時に予熱したら、武蔵なら230℃まで上がってますね。

あっちあちの銅板に、たっぷりと霧吹きをした生地を乗せ、
庫内にも霧吹きをし、下の天板に熱湯を100ccほど注ぎ
即座に扉を閉めます。
火傷が怖い場合は、お玉なんか使用するとエエ感じですよ。

ちまたでは、クープが開くまでは一旦オーブンを止め、とか言われていますが
電気オーブンでそれは自殺行為。
みるみる庫内の温度が下がり、5分後にオーブンをつけても
温度がなかなか回復しません。
あくまでも、ガスオーブンでの事ですね。
ガスオーブンだと、熱風でクープが乾燥して、そのまま固まっちゃうので
オーブンを止めて、クープが開くまで待つんでしょうね。
温度の回復も早い。

蒸し蒸し状態で、250℃のまま5分加熱してクープを開かせてから
190~200℃に温度を落とし、銅板は中段に移動させてじっくりと焼き上げます。

ただ、武蔵で焼いたときの薄皮ぱりっと感はありません。
あっという間に、しっとりハード系(^^;
だからといって武蔵の焼き色になるまで焼き込むと、厚皮ガッチガチ。
やっぱりオーブンレンジには限界がありますね~。

そんなパンは、焼き戻しせずに、蒸してもっちもちを楽しむのです♪
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by konamon-mania | 2012-03-01 23:52 | パン

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by takako