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プレッツェルは難しい

ホシノ丹沢酵母でプレッツェル試作中。
発酵させすぎるとパンのようにふかふかになっちゃうし
発酵が足りないと、単なる固いパンになる。
生地が細く延ばせないと、仮面ライダーのようなパンになるし
イマイチ、ここだ!!っていう到達点にたどり着きません。
プレッツェルは難しい_e0167593_0194395.jpg

伝統的なパンなので、あまり変更するのはどうかと思うけれど
本来なら、苛性ソーダを使うパンなのですが
扱いが大変なので、軽い気持ちでは使えません。

苛性ソーダ=水酸化ナトリウム(NaOH)
強アルカリの物質ですね。
薬局にハンコと身分証明書を持参して、購入したとします。

まずは髪をまとめてホッカムリして、メガネをつけて
(できればゴーグルの方がいいですが)
マスクをして、長袖を着て首はタオルでガード、
裸足も危険なので靴下、スリッパでガード。
長い厚手のゴム手袋は必須。
うっかりついても即、洗い流せる場所を確保。
あたりには万が一飛び散っても良いように、新聞紙をひきます。
絨毯や床に付いたら溶け(焦げ)ますから。
それから水溶液を作ります。

水溶液を作るのに、うっかりアルミのボウルなんかを使うと
引火(爆発)しやすい水素ガスが発生します。
危険!

溶液をそのまま排水溝に流してしまったりすると、配管が痛んだりします。
配管を取りかえるっちゅーのはえらい手間ですね。
そのまま流すと、環境にも良くありません。
中和してから流せばいいと言っても、強酸はそれはそれで扱いが難しいです。
弱酸のクエン酸を使うとしても300g+大量の水が必要かな?
大変!

500gの水に、苛性ソーダ15gを溶かします。
一気に溶かすと、高温になり、粘膜を傷める気体が発生します。
かなり咳込みました。
危険!!

肌に付くと、皮膚がずんずん溶けていきます。化学火傷状態。
(途中で痒くなって痛くなったので、ずんずんの前に気づきますが・・・)
危険!!

これくらい書いてたら、重曹で代用しても許してもらえるでしょうか(^^;
だからっちゅーて、これはドイツ人のイメージするプレッツェルとは程遠い・・・とほほ。
もっと細く延ばさねば~


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by konamon-mania | 2011-08-03 00:56 | パン

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by takako